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  • 執筆者の写真karasora

ミステリージャングルのあとがき




この記事は「ミステリージャングル」のネタバレが含まれておりますので なるべく内容を濁した内容にはしますが 本編を読んでから見ることをオススメします。


・物語のネタについて まずこの物語は昔サイト「豆図鑑」に掲載していた「空の探検隊」をベースにした キモリとヒノアラシのオリジナル漫画のその後の世界観をベースに制作しました。 なので当時の漫画の小ネタを細かなところに入れたりしております。 (ラティオス、ロトムなどがその例です) しかし初めて読まれることを前提に制作し、「これから彼らを知ってもらう」ことを 考えて制作したので、当時のネタは本当に小ネタ程度にとどめております。

・ジュプトルの現在に至るまでの経緯について 多分漫画を読んだのなら説明が抜けていて「あれ?」と思った方も多いかと思います。 特にジュプトル(元キモリ)の犯罪者になった経緯においてはそれなりに触れておきながら かなり曖昧なまま物語は終了します。 これは「ジュプトルのその設定がサイト時代の漫画に依存しすぎていること」と 「伝えるには量が膨大すぎること」が最大の理由および言い訳です。 そして先ほどの「初めて読まれることを前提」という理由から今回はザックリ端折ることに しました。


・ミュウについて 今回の一番の反省点はこの「ミュウ」でした。 ジュプトルがミステリージャングルに居着いた理由の上でミュウは重要な存在なのですが、 今回の物語においては「ミュウ」の役割を省いたとしても物語として成立してしまうのです。 というのも、今回の物語はネタ帳内では「キモリとヒノアラシがクチートと戦う物語」と 本来ミュウが関わる物語ではなかったのですが、 「新しく始めるのだから新しい舞台で、設定で」と自分の都合で 無理やりミュウを入れた結果です。 余談ですがプロットではミュウにも活躍があって、 意識失うまでクチートたちからフシギダネを守るといったものでしたが フシギダネが自身の無力さに気付かせるには少々根拠が弱いと感じたので 現在の形になり、結果ミュウの活躍が減ってしまうことになりました。


・クチートとハブネーク 今回の物語で一番書きたかったのが「イカれたクチート」。 この子の設定はサイト時代からずっと考えていたキャラで、 何気にサイトの「イラスト部屋」にもコピックで描いた彼を掲載しておりました。(2枚目がソレ) っが、それに対してハブネークは今回ジュプトルの簡易説明係、 および話の都合上即興で出来上がったキャラでした。 なのでハブネークにキャラとしての個性は全く感じなかったと思います。 (そもそもハブネークに決まったのは漫画を描き始める直前で、 プロットでは「クチートの仲間」という表記)

ただ「クチートの仲間」の設定として決まっていたのは以下の点 ・クチートの両親を殺害している ・クチートに必要最低限の知識、常識を教えた保護者的存在 両親を殺害されて何でハブネークと一緒にいるのかは クチートの異常さをより出すための設定で、漫画でも台詞なしで 2ページほど絵のみで曖昧に説明するつもりでしたが制作時間の問題でやめました。 何度かツイートで「エグい内容になるかも」と描写の心配してたのもこの部分で 描きたかったけどポケモンという題材で描いていいものかかなり悩んだ挙句、 時間が足りなくなるという理由で書けず、クチートの描写としては消化不良でした。

ここでボカした言い方をするならば ・クチートのコンセプトは「理由もない本能から壊れてるキャラ」 ・クチートの両親は常識的で一般的な親 ・クチートの両親が殺害されたのは物心がつき始めた頃 ・クチートはバブネークに対して憎しみの感情はない ・クチートからしたらハブネークは「先生」であり「物」 ・クチートは悲痛や悲鳴が大好き ・クチートは壊れたり、崩れるといった「変化」も大好き ・クチートはハブネークに一度「実験」で致命傷を負わせた 多分これで何となく伝わるのではないかと思います?

フシギダネにも色々話したいことがありますが 続きを書くこともあるかも??なので控えておきます(タブンネ)

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